大眺望の“千畳敷カール”で涼夏 その２
中央アルプスの山頂ルート周辺を、ハイキングや登山で巡ってみよう。星空もきれい。
可憐な高山植物に感動
千畳敷カールの６～8月は、一面に可憐な高山植物が咲き乱れ、シナノキンバイ、クルマユリなどをはじとした高山植物の宝庫に。下界では味わうことのできない、感動や驚きを体験できるでしょう。
ハイキングコースは一周45分
カール内には遊歩道があり、高山植物を眺めながらハイキングができる。コースは1周45分程度となっています。設定されたコース以外は立入禁止となっていますのでご注意ください。もちろん高山植物を摘みとることはできません。
人気の登山は往復で４時間が目途
千畳敷駅から駒ケ岳までの登山は往復約４時間が目途となります。初心者向けの日帰り登山コースとして親しまれているのはもちろんですが、上級者にとっても憧れの山と言えます。空木岳から熊沢岳、檜尾岳、宝剣岳、駒ケ岳と続く日本百名名山の縦走は「登山愛好家なら一度は極めたい」といわれるコースです。
登山の準備はしっかりと
山の天候は急変しやすく、夏でも日中の最高気温が20℃前後しかありません。日陰に入ると肌寒く、薄着は禁物です。登山に適した靴、手袋、帽子、雨具は必需品と言えます。再度言いますが、靴や服装などはしっかりと準備してから出かけてください。
星空の綺麗なホテルに泊りたい
ロープウェイ山頂駅に併設して､標高日本一の「ホテル千畳敷」があり、その前には中央アルプスでもっとも美しい天空の大パノラマが開けています。夜になると満天に輝く星空がとても美しく、この高原に位置するホテルにはぜひ一泊してみたいものです。
DATA
客室16室、9～10月の料金20,520円～、特別室23,760円～（1泊2食一人）
●予約センター 0265‐83‐3844
